踏み入れたときの家の香りが忘れられないです。

今から7年ほど前に家を新築したのですが、建て替えで以前の住まいと同じ場所に家を建築しました。
以前の住まいは一階建ての平屋だったのですが、築60年程が経過をしており経年老化が避けられず、雨漏りもしましたし、部屋の一角は床が沈み込み、床下の方も腐ってきていたので、60年を機会に建て直す事にしました。
建て替えになりますと借り住まいが必要ですが、丁度家の前にアパートがありましたので、そこを借りて数ヶ月暮らす事になったのですが、長年住んだ家が解体をされて行き、思い出のある家が潰されていく姿に、寂しさを思いながら見ていました。
やがて全て瓦礫が撤去をされて更地になりましたが、その光景が受け入れられなく、しばらくは寂しい感じがしました。その後、骨組みが組まれて棟上げ式が行われ、家の骨組みが出来上がったときには、これから建築をされる、新しい我が家に心が揺さぶられました。
その後工事が進み、回りに張られていたテントが外されると家の全貌が姿を現し、これが我が家かと、とてもうれしかったのを覚えています。
数ヶ月が建ち、いよいよ完成になったのですが、当時の私は会社勤めで出勤をしており、夜遅く家に帰ったのですが、初めて踏み入れる新築の家に喜びも感じましたし、玄関を開けたときに新築独特の木の香ばしい香りが漂い、とても良かったのを覚えています。
今ではさすがに新築独特の匂いはしませんが、新築の香りと、これからが始まる生活が希望を与えてくれました。